読者さんがスムーズに記事を読めるようにするにはどんなふうに記事を構成すればいいのか、ルール的なものがあるなら知りたいな。
こんな悩みを解消します。
- 読まれる記事構成の典型は?
- 記事を書く際に考える3つのポイント
(キーワード・ターゲット・与えられる価値) - 読まれやすく工夫する!
試行錯誤を繰り返した結果、だんだんテンプレート化することができてきたので、この記事でまとめてみたいと思います。
あなたのブログに当てはめてみても、きっとあなたの想いが伝わりやすい記事構成になると思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
読まれる記事構成の典型は?
基本的な記事の構成の典型として覚えておくのいいのが以下の形です。
タイトル
導入分
見出し
本文
見出し
本文
・・・・
まとめ
どの要素が欠けても読者さんにとって読みにくい記事になってしまうので、一つ一つの要素がどんな役割を持つのかをしっかり理解して自分の記事に落とし込むようにしていきましょう!
一つずつ詳しく解説しますね。
タイトル
ブログ記事のタイトルは必須です。
むしろタイトルをつけていないと(タイトルなし)みたいな記事タイトルになって、記事の中身がなんなのか全くわからないですよね^^;
タイトルをつける時に気を付けるポイントは
- キーワードを入れる
- 何について書いてあるかパッとわかるように
- 30字前後でまとめる
です。
タイトルの付け方に関してはブログ記事のタイトルの決め方!文字数など例をあげて紹介します。の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
導入文
意外と疎かにしがちなのが、導入文です。
アイキャッチの下、目次の前に入るテキストは、読者さんが一番初めに目にする文章になります。
この導入文で読者さんがこの記事を読み進めてくれるかどうかが決まると言っても過言ではないんですね。
ではどのような導入分を書けば読者を掴むことができるのでしょうか。
主に下記の3つの要素を意識するといいですよ!
- 読者さんの悩みを提示してあげる
- この記事を読むことで、どんな悩みを解決できるかを簡潔に書いておく
- 私がこの記事を書く理由を伝える
私のブログでもこの3要素はめちゃくちゃ意識して書いてまして、文章というよりも構成図のようになっています。
色々試した結果、文章で長く書くよりも視覚的に何が書いてあるかが初めにパッとわかった方が見やすいなという結論に達した結果このような形になりました。
導入分については別記事で詳しく解説しますね。
見出し
ブログは基本的に文章で構成されている「読み物」ですから、見出しをつけてあげることで格段に読みやすくなります。
一つのブログ記事の中で「どの段落になんの話が書いてあるのか」を見出しをつけて示してあげることは読者さんにとっても読みやすい記事になりますし、タグで設定された言葉(キーワード)を見出しにすることでSEO対策にもなるので、見出しは必ずつけるようにしましょう。
見出しの書き方についてはブログ記事の見出しの書き方を例をあげて解説します!の記事でも詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
本文
見出しに合わせて文章を書いていきます。
タイトルでブログ全体のテーマを示し、見出しで段落のテーマを示したら、あとは内容に合わせて文章を肉付けしていきます。
本文中には
- 読者さんの悩みをしっかり解決できる内容にすること
- あなたの想いや考えが込めていること
が大切になってきます。
本文では、自分に知識があることだったり調べたことをわかりやすく、見出しに対しての答えをしっかり書いていくようにしましょう。
タイトルや見出しに使用したキーワードに基づいて、読者さんの悩みを解決することを意識して文章を書いていく感じです。
もちろん「キーワードを意識」したり「共起語を使う」というテクニックもあります。
ありますが、しっかり読者さんの悩みを解決できる記事になっていればキーワードも共起語も自ずとしっかり含まれている記事になってくるはずなので、始めのうちはあまり意識しなくてもOKです。
さらに文章の中には、自分の意見や想いを込めていくことも大切です。
他の同じジャンルのブログと同じようなことを書かざるを得ない場合ももちろんあると思います。
しかし、そんな中でも「自分の意見や考え・想い」をしっかり示していくことで記事にオリジナリティを加えていくことができます。
そこにこそ「あなたのブログである価値」が生まれてくるんです。
他ブログのコピーでは価値はありません。
あなたにしか書けない想いを文章にして書いていきましょう。
まとめ
記事の最後には、その記事で書いてある内容を簡潔にまとめておきましょう。
読者さんは興味をもって記事を読んでくれているかもしれませんが、そのほとんどが読み終わる頃には記事の内容を覚えていなかったりします。
そんな読者さんのために、内容を箇条書きにしてまとめてあげるとより記事の内容を理解してもらいやすいですよ。
せっかく読んでもらえたんだから、どんなことが書いてあったか覚えて行ってもらいたいですし、最後に印象付けることで
って時に思い出してもらい、もう一度記事を読みにきてくれるかもしれませんよ!
記事を書く際に考える3つのポイント
上記でも少し触れていますが、記事を書く際にはいくつか抑えておきたいポイントがあります。
- キーワードを意識する
- ターケットを明確にする
- 与えられる価値は何かを意識する
キーワードを意識する
読者さんが情報を求めてグーグルやヤフーの検索窓に打ち込む言葉を「キーワード」といいます。
このキーワードを意識して記事を書かないことには、読者さんに記事を届けることが難しいです。
特にタイトルや見出しを考える時はキーワードを意識してつけるようにしましょう。
本文を考える時は、正直キーワードを意識するというよりも、読者さんの悩みをしっかり解決してあげることにコミットすれば、おのずとキーワードや共起語を含んだ記事を作っていくことができます。
まずは、タイトルや見出しにしっかり狙っているキーワードを含めて作れているかどうかをしっかり意識できるようにしていきましょう!
ターケットを明確にする
この記事は誰のどんな悩みを解決するためのものなのか、そのターゲットを明確にしましょう。
検索してあなたのブログにたどり着く読者さんは、まずあなたのことを知りません。
あなたのブログだから読みに来るってことはあなたが有名人でない限りあり得ないんですよね。。。
ではどうするのかというと、あなたのブログを誰がの悩みを解決できる価値あるものにしていかなければなりません。
その「誰か」を明確にして行きましょう。
例えばあなたが「猫のブログ」を作ったとします。そのブログでどんな人の悩みを解決しますか?
- 猫の可愛い画像がいっぱい見たい人
- 猫の飼い方を知りたい人
- 特定の猫種について詳しく知りたい人
- 猫用品のレビューをいっぱい見たい人
- 今から猫を飼おうと思っている人
それぞれ、人によっては知りたい情報が違いますよね。
「どの悩みを持っている人」に届けるかを意識して記事を書くようにしてください。
よくあるのが「みなさんにわかりやすいように」って考えることですが、
「みなさん」にむけた記事は「誰1人」にも刺さらないと思ってください。
たった1人の悩みを解決する記事こそ、読者さんに響く記事になります。
与えられる価値は何かを意識する
あなたのブログ記事から得られる情報がどんなことなのかを具体的に明確にしていきましょう。
あなたの日常を日記のように綴っていては、読者さんにとってなんの情報も与えることはできません。
あなたの記事を読むことで読者さんにとってどんなどんな変化をもたらすことができるのかを自分でしっかりコントロールしていくことが大切です。
例えば、この記事であれば「ブログ初心者さんに記事構成の作り方をわかりやすく解説する」という価値を提供しています。
これが「今日はブログに記事書きました。ブログってやっぱり楽しい!」のような記事だとどうでしょうか。
前者は記事を読むことでブログの記事構成についての知識を得ることができますが、後者は読者さんが得られることって何なのかよくわからないですよね。
読者さんに与えられる価値を自分で認識しながら記事を書いていくことで文章も自ずと変わってきますし、自然と日記ブログから抜け出すことができます。
読まれやすく工夫する!
ブログは基本的には文章で構成する情報媒体なので、読んでもらってナンボです。
しかし、じっくり真剣に読んでくれる読者さんってごくわずかで、ほとんどの人が飛ばし読みしていると考えてください。
自分に置き換えてもそうですよね。スマホで何か検索するときって結構片手間でしてしまうことも多いし、全神経を集中して誰かのブログを読むってなかなかないです。
なので、読者さんは基本的に「読む」というよりは「見る」という感じです。
であれば、しっかり読者さんの目に止まるように、少しでも読んでもらえるように、文章に工夫をしていかないといけません。
ここで、読者さんに記事を読んでもらいやすくするポイントを4つ挙げてみます。
- 画像や図解で視覚的に見せる
- 適度な文字装飾
- 箇条書きやボックスを使用してメリハリをつける
- 文体(語尾)に注意
一つずつ説明しますね。
画像や図解で視覚的に見せる
ブログは基本的に文章で伝えていく媒体です。なので定期的に画像や図解を挟むことで、よろ記事にメリハリを作ることができます。
文章に自信がある人ほど、ビッチビチに文字で埋めたがる傾向にあると感じます。
でもそれって、すごい自己満足です。。。
ブログや文字で伝えるものって、読んでくれる人ありき。
そしてその表現の仕方は媒体によって変えるのは至極当然のこと。
ブログを使うのであれば、スマホを使って読む人が多いんだからスマホで読みやすい様な開業や段落分けを入れていくのが親切です。
適度な文字装飾
ブログでは文字自体を太文字にしたり、色を変えたり、下線を引いたりすることができます。
この文字装飾の機能を使って、より読者さんが読みやすい文章を作っていくことも可能ですね。
しかし、装飾もやりすぎると逆に目がチカチカして読みづらくなるので注意です!
参考までに私の使っている装飾をここにまとめてみますね。
- 強調したい・・・太文字
- ちょっとした捕捉・・・下線
- メリット・良いところ・・・赤文字
- デメリット・悪いところ・・・青文字
- 結果・結論・・・黄色マーカー
メインで使っているのはこのくらいです。
人によっては
メリットは安心できる青色、デメリットは警告のイメージがある赤を使う
などしている方もいますが、この辺はマイルールで良いと思います。
使う人によってわかってきますよね。
マイルールで統一することは結構大切です。
ある記事ではメリットを赤で書いているのに、別に記事ではメリットを青で書いているとならないように気をつけましょう。普通に混乱します^^;
箇条書きやボックスを使用してメリハリをつける
箇条書きやボックスの機能を使うと、伝えたいことを整理しつつ、視覚的にわかりやすく読者さんに伝えることができます。
例えば、上記の文字装飾の例をあげてみます。
文字装飾の例を紹介しますと、強調したい部分は太文字、ちょっとした捕捉には下線、メリットや良いところは赤文字に、デメリットや悪いところは青文字、結果や結論には黄色マーカーを使用しています。
これでもちゃんと読めば意味は理解できますが、ダラダラと文字で書くより
文字装飾の例
- 強調したい・・・太文字
- ちょっとした捕捉・・・下線
- メリット・良いところ・・・赤文字
- デメリット・悪いところ・・・青文字
- 結果・結論・・・黄色マーカー
箇条書きにされている方が、視覚的にはっきりわかるし、イメージしやすいんですよね。
ボックスの使用もおすすめです。ここに書いてあることに注目してほしいという筆者の想いを意識的に読者さんに伝えることもできるので。
文体(語尾)に注意
文体を揃えましょう、と小学生の時に作文の時間に習いますが、ブログでも気をつけないといけません。
ただ、小学生の時の作文よりももっと工夫した方が良いこともあります。
それは文体に囚われ過ぎないこと。
学校では「『ですます調』か『である調』どっちかに合わせて文章をかきましょう。」と習いますよね。
ブログの場合は、『ですます』も『である』も混ざってて全然OK。
それよりも気をつけたいのが、文章のテンポです。
今日も記事を書いていきます。
記事を書くときはお気に入りのパソコンを使っています。
家では集中できないのでカフェにいきます。
良い記事がかけるようにかんばります。
語尾を『ます』で統一してみました。
小学校低学年の作文ならこれでOKかもしれませんが、この文章がブログに掲載されていたらどうですか?
多分ブログ自体つまらなさそうと思われてしまいますね^^;
私ならどうするか考えてみました。
今日も記事を書いていきます。
記事を書くときに使うのはお気に入りのパソコンを持ってカフェに行ったり…。
家では中々集中できないんですよね。
良い記事がかけるようにがんばります。
良い例になっているかは謎ですが、私ならこう書きます。
事実をありのままに書くという書き方もありますが、ブログってもっと気軽に読めるものなので、『…。』を使って情景をイメージしてもらいやすい間を作ってみたり、目の前に話し相手がいるかのような言葉を使って、文章にリズムをつけていきます。
会話で使う言葉をそのまま書くというわけではないですが、リアルに伝えたい相手を想像しながら文章を書いていくと自然にテンポはついてくると思いますよ!
まとめ
今回は初心者向けブログ記事の構成をまとめてきました。
タイトル
導入分
見出し
本文
見出し
本文
・・・・
まとめ
- キーワードを意識する
- ターケットを明確にする
- 与えられる価値は何かを意識する
- 画像や図解で視覚的に見せる
- 適度な文字装飾
- 箇条書きやボックスを使用してメリハリをつける
- 文体(語尾)に注意
ブログを書き始めたときは、なかなか文章を書くこと自体に抵抗を感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし、書いていくに連れて自分なりのテンプレートが出来上がってくると思います。
「書く」ことにハードルを感じてしまうなら、始めは上記の様な典型を基本にして書き始めてみてください。
あとはとにかく書く。
書けば書くほど、成長します。
書いた後は読者さん目線になって読み返して、変だな・読みにくいなと思ったところを改善していきましょう。