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夢を諦めた私がブログに救われた話。

夢を諦めた私がブログに救われた話。
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わたしは子供の頃から抱いていた夢を諦めました。

子供の頃は必ず叶うと信じ、10代・20代は必死に走り続けましたが、結果的に叶いませんでした。

しかし、今私は新たな夢を見つけて歩んでいます。

今回は、私が夢を諦め、新たな夢に向かって歩みを進めるまでを書いていきたいと思います。

今まさに夢を諦めるかもしれないというタイミングにぶち当たっている人や、夢を諦めた結果自分には何もないと思ってしまっている人に届けたい。

夢を追いかけた時代

夢をあきらめて就職

私の夢は舞台の演出家になることでした。

自分の書いた脚本で、自分が演出をつけた作品を役者たちが演じる。

多くのお客様が観て楽しめるミュージカルが作りたいと思って、誰もが知っているT劇団を目指していました。

15歳の時に初めて舞台を観劇して「自分で脚本を書いて演出をしたい!」と思った私は、それまで所属していたバスケ部を辞めて演劇同好会に入ります。

高校受験もT劇団に演出家の枠で入るためにはどこの大学にいけばいいかを考え、その大学にいくためにはどこの高校にいけばいいのかを考えて志望校を選びました。

高校に入学してからは演劇部に入りつつ、志望する大学に入るための受験を意識した勉強を3年間続けました。

進学校ということもあり、与えられる課題がそこそこ多くて必死に勉強できました。

それでも第一志望には届かず、第二志望の演劇学科のある大学に入学しました。

大学では演劇を専門に学べるので劇作・演出を中心に学びを深め、舞台製作の実践を交えながら経験を積んでいきました。

同時にT劇団の演出家採用がかかるたびに応募して課題を提出する日々。

在学中に合格できなかったので、就職はせず、派遣社員として働きながら舞台の製作に関わり続けたり、自ら舞台を製作したりしてきました。

私の中で「30歳までチャレンジして合格できなかったら諦めよう」と心に決めて、チャンスがあるたびに必死にチャレンジしました。

結果5回採用試験にチャレンジして、1回も1次審査すら通らず30歳を迎えることになります。

私はこうして夢を諦めた

夢を諦めた

期限を決める

夢を諦めるのに、30歳という期限を設けていたのがよかったのかなと思う部分もあります。

T劇団の採用試験は毎年あるわけではなく、3年に一度くらいのペース。

29歳で募集がかかった時に「これがラストチャンスだったのか」と思いましたが、最後のチャンスは採用の規定が変更されて、応募資格すらありませんでした。

いよいよ夢を諦めよう、そういう状況になりました。

舞台の製作に関わるなら別にT劇団じゃなくてもいいんじゃないの?

他ではやりたくないというのなら、舞台に対する思いなんて所詮その程度のものだったんじゃないの?

など色々周りから言われたりしましたが、

私の場合、T劇団に対するこだわりが強すぎて、T劇団で舞台に関われないなら関わる意味がないと思っていたので、舞台の道は諦めるしか方法はなかったんですね。

しかし、15歳の頃から全てをT劇団に入るために選択してきた私ですので、これからどうすればいいのか正直わかりませんでした。

とはいえ、自分ではもう舞台を製作するモチベーションはない、けれど舞台に未練があるという、少し矛盾した状況の中で生きていかないといけないことに多少苦しさを感じていました。

自分が持っているものの中に新たな道はないか?

そんな時に私はずっと書いてきた「ブログ」の存在があることに気がつきます。

ブログといえば「日記」的に書いている人が多いと思いますが、私も例に漏れず、日々思ったことを書く「日記ブログ」を持っていました。

ブログに広告を貼ればアクセスが上がるに連れて収益が上がる、という仕組みは知っていたので、このブログを使って舞台を仕事にできないかなと考えるようになりました。

そこでブログの内容をガラッと変えます。

自分の経験を通じて人の役に立つことはできないか?

日記的な要素をやめて、舞台に関する豆知識や、私かこれまで経験したこと・勉強してきたことを活かして劇評を書いたり、舞台に興味がある人が悩んでいそうなこと疑問を解決できる様な内容を意識して書いていくことにしました。

すると、だんだんアクセスが増え、ブログを通じて収益が上がる様になってきたではありませんか。

私は自分の好きな舞台を生活の一部にして、収益化していくことができるんだと思い、めちゃくちゃ嬉しかったんです。

諦めるしかないと思っていた舞台に、こんな形で関われるなんて最高だと。

その舞台ブログは今でも運営していて、多分今後もずっと続けていくと思います。

諦める≠方向転換

夢を諦める?いいえ方向転換ですdaree / Pixabay

夢を諦めるという考え方を「方向転換する」という考え方にすると、腑に落ちます。

私の場合は、舞台製作の現場に出て仕事をするということはもうありませんが、ブログを通して舞台に関わっていたいなと思う様になりました。

キョウ
キョウ
これは「諦めた」というよりは「方向転換」だと思っています。

子供の頃から目指してきた関わり方とは違うけど、別のアプローチで舞台に関わることができているのが私はめちゃくちゃ嬉しいし、今充実しているなと感じています。

今でも舞台を見ると「いいなぁ羨ましいなぁ」と思う気持ちは正直あります。

しかし、その気持ちもブログに転換して発信することで対価を得ることができるのは、この時代に生きているからこそだなぁと実感します。

方向転換と考えることでポジティブになる

諦めるというとどうしてもネガティブな感情になりがちです。

「諦める=悪い結果」というイメージがありますしね。

ネガティブに考えてしまうと、その後の行動もネガティブに引きずられてしまいます。

極論、生きるのがつまらなくなってしまいますよね。

なので私は「方向転換」と考えることにしました。

舞台の製作ではなく、「ブログを使って舞台に関わる人を応援したい・舞台が好きな人の役に立ちたい」というポジションに方向転換したんです。

全然違うアプローチになったけど、それでも自分が好きなことに関われているということで自分の自尊心の様なものは保たれていますし、とてもやりがいを感じてるので、方向転換は成功したなと思っています!

この経験があり、私は「ブログ最高!」と思っているので、もし夢を諦めてくすぶっている人がいたら全力でブログをオススメしたいですね!

おわりに

夢を諦めるって結構エネルギー使うんですよね。

夢に対する想いが強ければ強いほど、諦めきれないし、諦めた後もどうしていいかわからないって状況が続くと思います。

私もそうでした。

でも自分が夢を追いかけてやってきた経験って絶対に無駄ではないと思うんです。

その経験や知識を必要としてる人や、面白いと思ってくれる人は必ずいます。

その人たちに届けるためには、自分から発信していかないと絶対に届かないんですよね。

その発信の一つの手段としてブログは最高のツールだと思います。

私の次の夢は、ブログやインターネットのツールを使って夢を方向転換させ、本当にやりたかったことを実現するためのお手伝いをすること!

1人でも多くの人が夢を叶えていける環境づくりを一緒にやっていきたいです。

もしも今、夢を諦めてくすぶっているなら、今すぐブログを始めるべきです。

あなたのその経験を活かして、別のアプローチで好きなことに関わることができるめちゃくちゃ楽しい環境を作っていけるんですから!