職場で人と一緒に仕事をすることに対して疲れてしまうあなたへ。
原因はあなたの優しさ、気配り、相手のことを気にしすぎていることにあるからかもしれません。
この記事では、あなたが人といると疲れてしまう原因と、私が実際にやっている対策をまとめていきたいと思います。
少しでもあなたが職場で働きやすくなるように、また別の未来も見えるようになれば幸いです。
職場で人といて疲れてしまう
仕事自体は好きなんだけど、人と一緒に仕事する時間が長ければ長いほど疲れてしまう。
別に人が嫌いな訳ではないと思っているのに、どうしてこんなに疲れるんだろうと思うことってないですか?
結論から言うと、それはあなたの優しさや気遣いのレベルがすごく高いことが要因です。
「人のことをよく考える」こと自体はとっても素敵なことなので、それを否定しないで欲しいのですが、とは言ってもやっぱりシンドイ…疲れる…って場合は、その原因を突き止めて対策を考えていきましょう!
原因:相手が何を考えているか考えすぎる
人と会話をしている時や、黙って一緒にいる時、さっき話した人が離れた場所に移動した時などに、自分と接した人が何を考えているかめっちゃ考えてしまう…!なんてことありませんか?
「今の会話で気分を害していないかな?」「私の考え方、間違ってるって思われてないかな?」
とか気になっちゃったりするんですよね。
人と一緒にいる時に逐一そんなことを考えてしまうもんですから、そりゃ疲れます。
原因:自己主張をする隙を見つけられない
人と話をしている時に、相手の主張をバンバン受け取るばかりで自分の意見を言える隙が見つからないってことはありませんか?
別に自分は自己主張が激しい人間ではないし!と思っていても、あまりにも自分の話ができないとどうしてもストレスを感じてしまうものです。
さらに相手の主張が自分の考えと違っている場合はストレスはさらに強くなって「自分はそうは思わないのに…」と思っていても、相手の話を聞き続けないといけない状況になってしまうと、なかなかしんどいですよね><
原因:自分がどう思われているか気になりすぎる
「自分らしくありたい!」と思っていても、どうしても周囲の反応が気になってしまうことってあると思います。
自分がどう思われているかを気にするがあまりに、しんどくなってしまうってことも往々にしてあります。
仕事の場だと、「仕事遅いと思われてないかな」とか「仕事できないやつだと思われてないかな」とか、結構ネガティブに考えがちですよね。
しかも、仕事だとなかなか人と関わらないでできることも少ないと思います。
そんな状況で他人からどう思われているかを四六時中考えてしまうのは結構シンドイですよね…。
原因:テンションが合わない
自分のナチュラルなテンションに対して、めちゃくちゃテンション高い人やめちゃくちゃテンション低い人と一緒にいるのはそれだけでも結構疲れます。
テンション高い人が相手だと、その人に合わせないとノリ悪いと思われるかなぁとか、気を遣わせてしまうかもしれないとか、思っちゃいます。
逆にテンション低い人が相手だと、あまりこちらがテンション高めで接するとうるさいと思われるかなぁとか、ウザいかなぁとか思っちゃいますよね。
テンションを上げたり下げたりすることはそれ自体に結構エネルギーを使ってしまうので、それを人に合わせてしてしまうのは、ものすごく疲れる原因になってしまいます…!
気にしすぎると病気になるよ
いくつか人といると疲れる原因を書いてきましたが、全てに共通して言えることは「人の気持ちを最優先に考えていること」だと思うんです。
つまり、心が優しい人なんです。
あまりに気にしすぎると、今度は気になりすぎて身動きが取れなくなり病んでしまいますから注意しましょう。
対策は人それぞれやり方は違うと思いますが、私のやり方を少し紹介するので、もし参考になるものがあれば取り入れてみてくださいね!
人といると疲れてしまうことへの対策
人といると疲れてしまうことに対する対策としては「多少自分本位であることを自分に許す」ことをベースに考えています。
職場の雰囲気を見るのは大切ですが、自分が気持ちよく働けるためには多少自分本位な部分を持って職場で立ち回ってみると結構楽になりますよ!
対策:相手が何を考えているか、自分のことをどう思われているか気にしない
もしあなたが一緒にいる人に対して「今どんなことを考えているんだろう」「私のことどう思っただろう」と考えてしまう場合は、気にしないことが一番です。
そうですよね。それができれば悩みませんね^^;
気にしないというよりは、「操作できないものだと割り切る」のが大切です。
人が考えていることって、自分の力ではどうにもならないんですよね。
また、どうしても気になる場合は『聞いてしまう』と言うのも手です。
もしあなたが言った一言に対して「気を悪くしていないだろうか」と思った時は、相手に「気を悪くされていたらすみません」と一言言ってみましょう。
大概の場合は杞憂で済んでいることが実感できると思います。
それでもし実際に相手の気に障っていたようなら反省すればいいし、気に障るようなことをしていないはずと思うのなら、その人とは気が合わないと証明されたようなものなので、それなりのお付き合いをすればいいんです!
対策:一言言いたいことは言う
自己主張ができないとストレスを感じると上記でも書きましたが、相手がマシンガントークのやり手だと特に自分のことを話す隙を見つけられなかったりします。
そんな時は一言でもいいので発しましょう。
「そうだね」「そうかな?」「そうは思わない」など、あなたの想いを一言、マシンガンの合間を縫ってショットガンのつもりで打ち込みましょう。
この時に、「そうだね、だって〜〜〜」と文章を続けて言おうとしないことです。
想いを文章にして伝えようとすると、その文章を考える労力を使いますし、労力を使って生み出した文章をマシンガンは受け取らない可能性が高いからです。
せっかく生み出したあなたの文章はマシンガンにかき消されて逆にストレスを感じてしまうことになります。
たった一言でいいのであなたの想いを解き放つ。
そしてマシンガンが止むようなら、そこからあなたの文章を伝えていくといいです。
それにいかに今まで興味のないところにまで一生懸命相槌をうち、相手に合わせて言葉を探していたのかを知りました。
今はいい意味で「適当」に自己主張できるようになりました。
対策:テンションを合わせないでもいい
自分のテンションを人に合わせるって結構大変なことなので、高かろうが低かろうがそれだけでかなり疲れます。
なので、テンションは自分の振れ幅に沿って上下するのに任せましょう。
「私のテンションはこんなもの」というのを周りにしっかり認知してもらうとやりやすいですね。いちいち周りに合わせないでも「〇〇さんはこんな感じの人」って認識を持ってもらうことができれば、無理にテンションを操作しなくても、自分のテンションで過ごすことに引け目は無くなります。
職場によっては「元気よく」「テンション高く」を求められるところもあると思います。
それがあなたのテンションの上げ幅の許容範囲ならいいですが、許容範囲を振り切ってしんどさを感じてしまうなら、そもそもその職場は合っていないので、仕事を変えることを考えたほうがいいですね。
逆に落ち着いた職場で、あなたの元気がウザがられるような雰囲気がある場合も同じです。
合っていないところで無理に働く必要はないです。(それを上回るくらい仕事に魅力があるならいいのですが。)
今の職場での働き方、本当に自分に合ってる?
仕事の量や仕事内容に関係なく、職場で人といると疲れると思うのは、単純にその職場が自分に本当に合っているのかを考え直すきっかけになるのではないでしょうか。
職場や仕事内容などは自分の意思で選ぶことができますが、一緒に働く人は選ぶことができません。
自分の意思ではどうしようもないことに消耗するのってしんどくないですか?
超特殊な仕事内容でなければ転職して職場を変えたりするのも視野に入れるといいでしょうし、結局人と関わって仕事をするならどこに行っても同じようなことが起こると思うなら、いっそ自分のやりたい仕事で起業してしまうっていう選択肢もあります。
とは言ってもいきなり仕事を辞めて起業するのも不安なら、今から副業として起業の準備をするのもアリですよね。
一度自分が仕事に対してどんな想いで働いているのか、それに対して人といると疲れてしまう気質が我慢できるものなのか、我慢してまで働けない!と思うのかを、じっくり考えてみる時間があってもいいと思います。
まとめ
今回は「職場で人といると疲れてしまうあなたへ」と題して、人と一緒にいると疲れてしまう原因や対策などをまとめてみました。
- 相手が何を考えているか考えすぎる
- 自己主張をする隙を見つけられない
- テンションが合わない
- 相手が何を考えているか、自分のことをどう思われているか気にしない
- 一言言いたいことを言う
- テンションを合わせないでもいい
人疲れに陥ってしまう人は「心が優しい人」が多いんですよね(私もそうですが笑)
でも、あまり気にしすぎるとそればっかり気になっちゃって仕事になりません。
なので自分では「ちょっと冷たいかな?」と思うくらいの気遣いにしておくと良いです。
私も結構悩んだ時期がありますが、今では自分的には「結構冷たい」と思うくらいになりました。
でも人から見たら全然冷たくないみたいです。自分が気にするよりも全然人間的なんだそうです。
なのであまり気にしないで、自分が一番楽な心の状態を維持できるようにしていきましょう。
そして、本当に無理だと思ったら、迷わず逃げましょう(笑)