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「自分には仕事しかない」はキケン!気をつけてても働けなくなってしまうこともある。

「自分には仕事しかない」はキケン!気をつけてても働けなくなってしまうこともある。
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仕事がしんどい…。でも私には仕事しかないから頑張らなきゃ…

そう考えてしまうことってありませんか?

こんにちは^^キョウ@KMystageです!

私は舞台を辞めて就職した時に、会社員として全力で働きまくろうと思っていました。

タスクもバンバンこなし、自分の意見もはっきり言い、仕事をこなすためなら残業も惜しまずする。

そんな会社員がかっこいいと思っていたし、自分もそうなりたいと思っていました。

自分には仕事しかない!仕事が出来れば自分は幸せなんだ!

そう思うことで仕事に自分の価値を見出していたのかもしれません。

しかし、ひょんなことで私は適応障害という診断を受けて、会社で働けなくなってしまいました。

働けなくなってわかりました。

「私には仕事しかない!」って思考はキケンなんだと。

鬱にならないように気をつけていた

私には10歳年の離れた兄がいます。

兄は重度のうつ病で障碍者認定を受けています。

気の強い兄が会社のトラブルでうつ病になったと聞かされたとき、

キョウ
キョウ
私はお兄ちゃんに性格が似ているからうつ病になる可能性が高いかも知れない。気をつけないと

と心のそこから思いました。

私も基本的には気が強い方ですが

  • 落ち込みやすい
  • 人にどう思われているか気にしがち
  • プライドが高い

など、兄に似ているなぁと思うところが多いんです。

兄妹ですから同じ親に育てられていることもあり、思考も似ていると思います。

なので、あの兄がうつ病になったということは、自分もうつ病になる可能性の高い心は持っているんだろうなと思って、会社で働く上では細心の注意を払ってきました。

  • 仕事の事を考えすぎない
  • 失敗やミスで落ち込み過ぎない
  • 人からどう思われているかを必要以上に気にしない

などなど。

自分の心が凹みそうだなと思うポイントを理解して、凹まないように日々心掛けつつ、仕事に取り組んでいたんです。

しかし、仕事を休職する直前、会社が実施するストレスチェックを受けたのですが「高ストレス状態:カウンセリングが必要」との結果が出てしまうくらいはストレスを溜めこんでいたみたいです。

気をつけていたのに適応障害になった

自分的には確かに仕事はしんどかったし、自分の納得のできない仕事に対しては不満やいらだちを覚えながら取り組んでいましたが、「カウンセリングが必要」とまで言われると思っていなくて正直ビックリしました。

そんな時、仕事終わりに同僚や上司と飲みに行くことになりました。

上司は私の事をとても気に入ってくれていた方で、私もそれは理解していました。

私には荷が大きすぎる仕事にチャレンジさせてくれたり、毎月出張費を使ってセミナーに参加させてくれたり、今まで会社員として経験の浅かった私にどんどんいろんな経験をさせてくれました。

「キョウさんはお気に入りだから」と社内でいわれるくらいには気に入られていて、私も気に入られていることをトコトン利用させてもらって働こう、どんどん会社に還元していこうと思っていました。

そんな上司に飲みの席で殴られるって事件が起こってしまいました。

頭にげんこつ2発と肩パンチ3発。

上司は酔っぱらっていたので手加減とかわからない状況だったのでしょう、結構思いっきり食らいました。

ちなみに私が悪態をついたとかそんなことはしてないですよ。

酔っ払いになんの脈絡もなく殴られたという感じ。

上司的には(覚えてないらしいけど)コミュニケーションの一環のようなものだったのでしょう。

もしかしたら普段の私なら「やめてください!」くらいで納まった事かもしれません。

ただ、当時の私は「高ストレス状態」。

その状態で、男性に手加減なしで殴られた事のショックや恐怖みたいな感情がブァーっと溢れてきてしまって、

頭が正常に働かないようになってしまいました。

どれだけ気をつけても病むときは病む

自分だけは抱えきれないと思い、先輩に相談して上司や総務・会社を巻き込んで対応してもらいました。

当人からの謝罪もしてもらい、会社はハラスメント研修を実施するなどの対応をしてくれました。

しかし私は電車に乗って会社に行くにも動悸と涙がとまらず、自分のデスクに向かっていても全く仕事にならず、仕事が出来ない自分に対しても我慢できずで、会社を休みがちになってしまいました。

会社に行っていない日でも、買い物中に急に涙が出てきたり、街で当人に背格好が似ている人を見かけるだけで体が硬直してしまったり。。。

運よく心療内科の予約がすぐにとれたので(普通は1カ月くらい待たされる)、心療内科で起こったこと全てと自分の状態を話したところ、「適応障害 1カ月の療養が必要」と診断されました。

キョウ
キョウ
あれだけ自分で気をつけていたのに、働けなくなってしまうこともあるんだ。。。

そう、思いました。

今、当時を振り返って文章に書いていても、喉の奥が詰まるようなひりつくような感じがします。

結局4カ月ほど休んで、時間短縮と各日出勤で職場復帰し、引継ぎをしてから辞めることにしました。

どうしても休職からそのまま退職することは自分的に許せなかったんですね。

やめるために職場復帰だなんて、我ながら真面目過ぎ

「自分には仕事しかない」はキケン!

どうしてこうなったんだろうなぁということをつき詰めていくと、

「自分には仕事しかない」

これが一番いけなかったんだろうなと思います。

「自分には仕事しかない」という思いから仕事に打ち込みすぎることで「高ストレス状態」を作りだし、めちゃくちゃ気をつけていたのに心が折れてしまう結末に至ったんだと。

だから会社だけに身も心も依存してしまってはダメだなと思ったわけです。

会社の仕事をほどほどに出来ればもっと心に余裕もあったかもしれないし、こんなことにならなかったかもしれませんしね。

まぁ、たられば話ですが。

ブログをやってて良かったなって思いましたよ、休職した時は。

キョウ
キョウ
ブログを書くことで、会社の事を考えなくていい状態を作ることができたので。

ブログがなかったら、もっと廃人みたいな休職期間を送っていて適応障害がうつ病に変わっていたんじゃないかなと思います。

もし、自分には仕事しかないって思っているけど仕事がストレスで結構しんどいとも思っている人がいるなら、

仕事以外に打ち込めるものを探してみよう

って言いたいですね。

仕事で高ストレス状態にならないように、会社に身も心も依存してしまわないように、なんでもいいから仕事以外に自分を分散してあげられるモノをつくったほうがいいです。

それでもやっぱりどうにもならん!って思ったら、逃げても良いですよ。

転職でも独立でも良いと思います。

今は働き方を個人で自由に選べる時代です。

私は、どれだけ気をつけていたとしても会社で働いている限りどこに行っても同じだろうなと思ったので、一人でやっていくことを選びました。

自分の思いのままに働けないのが一番辛い。

自分が一番ストレスを感じない働き方を求めていきましょう。